home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
Wrap
--------------------------------------------- アイデアストーム for Macintosh 体験版—簡易マニュアル --------------------------------------------- 「アイデアストーム for Macintosh 体験版」は、文書作成をより効率的に行うためのアウトラインプロセッサです。この体験版は文書作成支援ソフト「アイデアストーム for Macintosh」(以下、アイデアストーム製品版と記します)の機能を一部制限し、高度な編集機能と快適な操作性等を体験していただくためのソフトです。 本ファイルは、「アイデアストーム for Macintosh 体験版」(以下、アイデアストーム体験版と記します)の基本的な概要/操作方法について記述しています。アイデアストーム体験版をご使用になる前に必ず、お読みください。 ※このファイルは、SimpleTextでお読みください。他のテキスト系アプリケーションでお読みになると、PICT画像(参考図)が正しく表示されない場合があります。 ---------------------------------------------- 1.アイデアストームについて ---------------------------------------------- ◆◆◆ 必要なハードウェアおよびシステム ◆◆◆ 「アイデアストーム体験版」は以下の環境で動作します。 ※HDD空き容量以外は「アイデアストーム製品版」と全く同じ動作環境です。 □対応機種:68030以上(68040以上推奨)のCPUを搭載したMacintosh及びPowerMacintosh □ 対応OS:漢字Talk 7.5 以降 □ 必要メモリ:アプリケーションメモリサイズは、1.8MB以上 (仮想メモリをオンにしたPower Macintosh の場合は2.5MB以上のアプリケーションメモリサイズが必要です) □ HDD空き容量:800KB〜1.4MB以上(インストールされたモジュールによって異なります) ◆◆◆ アイデアストームの概要 ◆◆◆ ワードプロセッサで文書を作成しているときに以下のような経験がございませんか? >必要な文章だけを表示したい! >文章の移動や入れ替え作業を簡単に素早く行いたい! >見出し部分だけの書体を変更したい! このような場合、アイデアストームを使用すると文章の表示/非表示、入れ替え、各見出しの書体変更などが簡単でしかも短時間で行うことができます。 さらにアイデアストームでは、文章の校正や編集時に目印となる付箋を付けたり、ドラッグ&ドロップで他のアプリケーション書類をアイコン状態で添付したり、テキスト書類やPICT書類の中身を取り込んだり、文章中にバラバラに使用されている用語を統一したりといった様々な機能も装備しています。そのため、文書作成がより効率的に行えることはもちろんの事、簡単なドキュメント整理なども可能です。 ◆◆◆ アイデアストーム 体験版のインストール ◆◆◆ アイデアストーム 体験版をインストールするには、以下の手順で行います。 ダウンロードした「アイデアストーム体験版インストーラ」アイコンをダブルクリックし、インストーラを起動します。各ダイアログボックスの手順に従って下さい。 ---------------------------------------------- 2.アイデアストーム体験版の起動 ---------------------------------------------- ◆◆◆ アイデアストーム 体験版を起動する ◆◆◆ アイデアストーム 体験版を起動するには以下の手順で行います。 1)「アイデアストーム体験版」フォルダを開き、「アイデアストーム体験版」アイコンをダブルクリックします。 2)アイデアストーム体験版の起動画面が表示され、ツールバーと新規書類が開かれます。 ◆◆◆ メインウインドウの各アイテム名 ◆◆◆ 下図はアイデアストームのメインウインドウです。各アイテム名とその機能を簡単に紹介します。 ハ ◆◆◆ トピックについて ◆◆◆ アイデアストームでは、文章などが入力されたトピックをレベルという単位で、階層的に配置できます。配置された各トピックには、家族構成に例えた名称が相対関係により下図の様に付けられます。 ハ ◆◆◆ 体験版では使用できない機能 ◆◆◆ アイデアストーム体験版では以下の機能が使用できません。 ※アイデアストーム体験版の使用期限はインストール後30日です。 ※アイデアストーム体験版で開ける書類は、アイデアストーム書類、テキスト書類です。 製品版ではアイデアストームひな形書類、Acta7書類も開くことができます。 ※アイデアストーム体験版で保存できる形式は、アイデアストーム形式のみです。 その他の形式を指定し、保存操作を行うとアラートサウンドが鳴ります。 また、保存されるトピック数は100個までです。 製品版ではアイデアストームひな形形式、テキスト形式、書式付きテキスト形式も保存できます。 ※印刷されるページは最初の1ページのみで、複数ページを印刷することはできません。 また、ヘッダ/フッタにアイデアストームロゴとメディアヴィジョンロゴ等が印刷されます。 製品版ではヘッダ/フッタに日付、時刻、ファイル名、ページ、簡単なテキストを添付できます。 ※アイデアストーム書類上のテキストを他のアプリケーションにコピー&ペーストできません。 ドラッグ&ドロップもできません。 製品版では、他のアプリケーションへドラッグ&ドロップも含めたコピー&ペーストが可能です。 ※ヘルプファイルがありません。製品版ではヘルプファイルが添付されています。 ---------------------------------------------- 3.サンプルファイルを開く ---------------------------------------------- アイデアストーム体験版フォルダの中のサンプルフォルダにある「企画書」ファイルを使って、文章の表示/非表示や移動/入れ替え、見出しの書体変更を行ってみましょう。 ◆◆◆ サンプルファイル「企画書」を開く ◆◆◆ 1)[ファイル]メニューより[開く]コマンド(Command+O)を選択します。 2)[書類を開く]ダイアログボックスが表示されます。 3)ファイルリストボックスでアイデアストーム体験版フォルダの中のサンプルフォルダにある「企画書」ファイルを選択します。 4)[開く]ボタンをクリックすると、「企画書」ファイルが開きます。 ※この体験版簡易マニュアルは、アイデアストームで書かれたものです。サンプルフォルダにある「Read Me_骨格部分」「Read Me_作成中」を開くと、このマニュアルがどのようにして作成されたかのプロセスを参照していただけると思います。 ◆◆◆ 文章の表示/非表示(トピックの展開/縮小) ◆◆◆ アイデアストームでは、文章の表示/非表示をトピックの展開/縮小と呼びます。トピックの展開/縮小をするには以下の手順で行います。 1)開かれた「企画書」ファイルの「製品イメージ」トピックのトピックアローを選択します。 2)ダブルクリックをすると「製品イメージ」トピックが展開され、これに属するトピック(文章や図形など)が表示されます。 3)再度、ダブルクリックすると「製品イメージ」トピックが縮小され、このトピックに属するトピック(文章や図形など)が隠れます。 ◆◆◆ 文章の移動/入れ替え(トピックの移動/入れ替え) ◆◆◆ アイデアストームでトピックの移動や入れ替えをするには、以下の手順で行います。 1)開かれた「企画書」ファイルの「製品イメージ」トピックのトピックアローを選択します。 2)書類上でドラッグを始めると、移動可能な場所に下向きの矢印マーク(以下挿入点マークと記します)が表示されます。ここでは「参考資料」トピックの弟トピックの位置にドラッグしてください。 3)「参考資料」トピックの弟トピックの位置にドラッグすると、挿入点マークが表示されるので、ドロップします。 4)挿入点マークの位置に「製品イメージ」トピックとこれに属したトピックが移動します。 5)移動した「製品イメージ」トピックのトピックアローを再度、選択してください。 6)「製品イメージ」トピックと同じレベルで連続した位置にある「目次」トピックのトピックアローを「Control」キーを押しながら、クリックしてください。 7)「製品イメージ」と「目次」トピックが入れ替わります。 8)必要に応じて、入れ替え操作を取り消したい場合は、[ファイル]メニューより[トピック入れ替えの取り消し]コマンド(Command+Z)を選択します。 ◆◆◆ 各見出しの書体を一括して変更する(レベルタグ機能) ◆◆◆ アイデアストームでは、各見出しの書体を一括して変更することができます。これは、レベルタグを使用し、同じレベルにあるトピック内のテキストを選択した状態で書体を変更します。レベルタグを使用して、書体を変更するには以下の手順で行います。 1)開かれた「企画書」ファイルの「製品イメージ」トピックのトピックアローを選択します。 2)レベルタグの[2]を「Shift」キーを押しながら、ダブルクリックします。 3)レベル2に配置されたトピック(見出し)内のテキストが選択されます。 4)[書体]メニューより任意のフォント、サイズ、スタイルを選択すると、選択されたテキストの書体が変更されます。 5)必要に応じて、「A社新製品企画書」トピック内のテキスト書体を変更する場合は、レベルタグ[1]を「Shift」キーを押しながら、クリックします。 6)「A社新製品企画書」トピック内のテキストが選択されるので、4)の操作を行い、任意の書体に変更します。 ※予め、書体登録しているとさらに簡単に書体を変更できます。書体登録を行うには次項をお読みください。 ---------------------------------------------- 4.基本的操作方法と編集補助機能 ---------------------------------------------- 簡単ですが、下記にアイデアストームの基本的な操作方法と編集補助機能について記します。 ◆◆◆ トピックの作成 ◆◆◆ トピックを作成するには以下の方法があります。 ハ >[兄トピック作成]:選択されたトピックと同じレベルですぐ上に新規トピックを作成します。 >[弟トピック作成]:選択されたトピックと同じレベルですぐ下に新規トピックを作成します。 >[子トピック作成]:選択されたトピックの1つ下のレベルですぐ下に新規トピックを作成します。 >[叔父トピック作成]:選択されたトピックの1つ上のレベルですぐ下に新規トピックを作成します。 ◆◆◆ トピックの分割 ◆◆◆ トピックを分割するには以下の方法があります。 ハ >[弟トピックに分割]:テキストカーソルより後ろの部分すべてのテキストを弟トピックの位置に分割します。 >[子トピックに分割]:テキストカーソルより後ろの部分すべてのテキストを子トピックの位置に分割します。 >[叔父トピックに分割]:テキストカーソルより後ろの部分すべてのテキストを叔父トピックの位置に分割します。 ◆◆◆ トピックの昇格/降格◆◆◆ トピックの昇格/降格を行うには以下の方法があります。 ハ >[子トピックの昇格]:選択されたトピックに属した子トピック以下を1つ上のレベル(弟トピックの位置)に昇格します。 >[弟トピックの降格]:選択されたトピックの弟トピックを1つ下のレベル(子トピックの位置)に降格します。 ◆◆◆ トピックの移動◆◆◆ トピックの移動を行うには以下の方法があります。 ●ドラッグ&ドロップ操作で移動 ドラッグ&ドロップ操作でトピックの移動を行うには、移動したいトピックのトピックアローを選択し、移動したい場所へドラッグ&ドロップします。移動できる場所には挿入点マークが表示されます。 ●メニューコマンドなどを使用する ハ >[左に移動]:選択されたトピックが1つ上のレベルに移動します。 >[右に移動]:選択されたトピックが1つ下のレベルに移動します。 >[上に移動]:選択されたトピックが同じレベルで1つ上のトピックと入れ換わります。 >[下に移動]:選択されたトピックが同じレベルで1つ下のトピックと入れ換わります。 ◆◆◆ ドラッグ&ドロップとファイルのアタッチ◆◆◆ アイデアストームではドラッグ&ドロップで各書類をアイコンの状態でトピック内に添付できます。添付されたアイコンは一種のエイリアスのようなもので、中身を読み込んだり、印刷したりできます。 ハ ◆◆◆ トピック情報領域◆◆◆ トピック情報領域には付箋や各トピックの文字数を表示できます。 ●付箋を付ける/削除する 付箋を付けるには、付箋を付けるトピックを選択し、[補助]メニューより[付箋を付ける]コマンド(Command+Y)を選択します。付箋タイトルは登録されている付箋タイトルポップアップメニューより選択してください。また、付箋ボタン をクリックすると簡単なメモを入力できます。 必要に応じて、付箋を削除する場合は、付箋の付けられたトピックを選択し、[補助]メニューより[付箋削除]コマンド(Shift+Command+Y)を選択します。 ●文字数の表示 各トピック内の文字数を表示するには、[表示]メニューの[トピック情報]サブメニューより[文字数]コマンドを選択します。または、トピック情報領域内で「Command」キーを押しながらクリックすると、付箋ボタン→付箋タイトル→文字数といったようにトグル表示されます。 ◆◆◆ 書体登録◆◆◆ 任意の書体を登録するには以下の手順で行います。 1)[書体]メニューより[書体登録]コマンド(Shift+Command+F)を選択します。 2)[書体セット登録]ダイアログボックスが表示されるので、任意の書体を登録します。登録できる書体は9つまでで、登録した順に(Command+1〜Command+9)のショートカットキーが割り当てられます。 ◆◆◆ 用語統一◆◆◆ 文章中に使用されている用語の揺れや送りがなの不統一な用語を統一します。また、用語統一用の辞書は使用目的に合わせて複数作成することができます。 用語統一を行うには、まず辞書を作成し、統一する用語を登録しなければなりません。以下の手順で行ってください。 1)[補助]メニューの[用語統一辞書]サブメニューより[辞書選択]コマンドを選択します。 2)[用語統一辞書の選択]ダイアログボックスが表示されるので[新規]ボタンをクリックしてください。 3)[新規]ボタンをクリックすると辞書名を入力するダイアログボックスが表示されるので、任意の辞書名を入力し、[作成]ボタンをクリックします。 4)[作成]ボタンをクリックすると、[用語統一辞書の編集]ダイアログボックスが表示されるので、統一したい用語を次々と登録します。下図は既にいくつかの用語を登録した参考例です。 ハ 5)登録が完了したら、1)に戻り、作成した辞書を選択します。 6)[補助]メニューより[用語統一]コマンドまたはツールバーの[用語統一]ボタンを選択してください。 7)自動方式か手動方式かを指定するダイアログボックスが表示されるので、任意の方式を選択し、用語統一を実行します。 ◆◆◆ 印刷設定◆◆◆ アイデアストームでは、添付したアイコンをどのように印刷するか、プレビュー画面を表示するかどうかといった印刷に関する設定を[印刷]ダイアログボックス上で行います。このダイアログボックスを表示するには、[ファイル]メニューより[印刷]コマンド(Command+P)を選択します。また、ヘッダ/フッタについては[用紙設定]コマンド(Shift+Command+P)を選択し、用紙設定ダイアログにある[ヘッダ/フッタ]ボタンを押すことで、設定を行うことができます。 ◆◆◆ プレファレンスについて◆◆◆ プレファレンスの設定をするには、[ファイル]メニューより[プレファレンス]を選択し、[プレファレンス]ダイアログボックスを表示します。 このダイアログボックスでは、トピック内のテキストをどこで折り返すかといった折り返しに関する設定、自動保存やバックアップ保存などのファイルに関する設定、入力するフォントとサイズの設定やインラインをどうするかといったテキストに関する設定、ラベルサイズやスタンプ形式の表示をどうするかといった表示に関する設定、トピックの作成/移動などのショートカットキーを変更するキー設定の5つの設定を行うことができます。 特に、キー設定ではActa7風、インスピレーション風、クラリスワークス風とアイデアストームのショートカットキーを組み合わせたキーアサインを選択することができます。 ---------------------------------------------- 5.アイデアストームを終了する ---------------------------------------------- アイデアストームでの作業が完了したら、アイデアストームを終了します。アイデアストームを終了するには、以下の手順で行います。 1)[ファイル]メニューより[終了]コマンド(Command+Q)を選択します。 2)現在、開いているウインドウが閉じられ、アイデアストームを終了します。 ※保存操作の完了した書類は自動的に閉じられますが、保存操作の完了していない書類に対しては、保存を確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。 以上、アイデアストーム体験版の概要/操作方法についてです。 アイデアストームの世界をご体験いただき、アイデアストーム製品版ご購入の検討にお役立てください。 *********************************** 本体験版に関する技術的なご質問はご遠慮頂きますようお願い申しあげます。 *********************************** 尚、「アイデアストーム for Macintosh」(製品版)の価格等は以下のようになっております。 文書作成支援ツール「アイデアストーム for Macintosh」好評発売中!! 標準小売価格 ¥12,800(税別) ●キャンペーン価格 ¥7,600(税別) ●ビジネス5パック・プライス ¥38,000(5本セット) 企業ユーザの皆様に!報告書や企画書はこれにおまかせ! ●アカデミック・プライス ¥7,600(税別) 教育機関の皆様に!レポートや論文はこれにおまかせ! ※製品に関する詳細は弊社ホームページをご覧ください。 http://www.iijnet.or.jp/mvi-cs/ アイデアストーム製品版に関するお問い合わせについては下記までお願い申しあげます。 株式会社メディアヴィジョン 〒102 東京都千代田区九段北 1-14-21 九段アイレックスビル3F TEL:03-3222-3908 ※上記問い合わせ先でも本体験版に関する技術的なご質問は受け付けておりませんので予めご了承ください。 ※アイデアストームの著作権は株式会社メディアヴィジョンおよび丸紅株式会社に帰属します。 Idea Storm Copyright (C) 1996 Media Vision Inc. All rights reserved. Idea Storm Copyright (C) 1996 Marubeni Corporation. All rights reserved. ※Idea Storm、アイデアストームの名称およびロゴは株式会社メディアヴィジョンおよび丸紅株式会社の商標です。 ※AppleおよびMacintosh、PowerMacintosh、漢字Talkはアップルコンピュータ社の登録商標もしくは商標です。 ※その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。